2014年1月17日 村田裕之の活動
昨年9月21日より全国7つの主要新聞社の協力のもとで公募した出版プロジェクト「Mr.古希」の大賞と入選作品が決定しました。
大賞は、兵庫県西脇市在住 徳岡義之さん「人生、一度は光があたる」に決定いたしました。
徳岡さんはご長男の重度障害、奥さんとの死別、勤務先銀行の二度の倒産など定年退職まで大変辛い人生を過ごしてこられました。けれども、退職後に亡くなった奥さんのご友人だった方と再婚され、故郷の西脇市でゼロから始めたゴマ栽培が軌道に乗り、ついには郷土の特産物になりました。
徳岡さんは、亡き父の言葉「人生には、一度は光があたる時期が来るから、決して諦めないこと」は定年まで実感がなかったといいます。しかし、それでも父の言葉を信じ、定年後も前向きに歩み続けられました。こうした生き方は、私の好きな詩人・坂村真民の「念ずれば花ひらく」に通じるものがあります。
人生は辛いことが多いかもしれませんが、常に前向きに進む気概をもって生きれば、いつか花ひらく時が来る。その真実を自らの実践でお示しいただきました。これから第二の人生を歩まれる方の大きな励みになる作品と判断し、大賞に選定させていただきました。
また、これ以外に49の作品を入賞作品として選定させていただきました。それについては、次の「Mr.古希」のサイトをご覧ください。
「Mr.古希」のサイト
「Mr.古希」原稿募集において、日本全国から予想を遥かに超える407人の方にご応募をいただきました。本当にありがとうございます。
どの作品も、定年後の生き方を模索し、悩み、迷い、そして決断し、行動された経緯や想いが綴られており、事務局は入選作の選定に大変苦慮いたしました。
今回選定された50の作品は、これから定年を迎える方や定年間もない方に、貴重な「第2の人生の参考書」としてお役に立つことを確信いたしております。
Mr.古希のサイト