ちょっと一息 2012年6月1日
「スマート・エイジングという生き方」(扶桑社)が
6月1日、全国の書店で発売になりました。
新書版ですが、読みどころの多い書籍になっています。
たとえば、私が担当している第一部第二章
「自分らしく元気にいきいきと過ごす」ための7つの秘訣では、
従来時間の制約で講演でお話しできなかった
多くのエピソードについて詳細に触れています。
また、第三章ほかに例のない先進的な「三つのI」の取り組みでは、
「スマート・エイジング・スクエア」「スマート・エイジング・カレッジ」の
新事業が、大学における市民参加型の産学連携に
どのような新風を吹きこんでいるかについて触れています。
さらに、第四章アメリカから始まった学習療法の国際展開では、
日本で開発された対認知症療法である学習療法が、
アメリカで導入されるに至った悪戦苦闘の物語が
詳細に綴られています。
そして、第二部スマート・エイジングの研究では、
川島教授を中心とした研究チームによる
スマート・エイジング研究の最前線について
詳細に触れられています。
特に食生活が脳機能に及ぼす影響については、
これまで研究事例が少ないこともあり、
大変貴重で興味深い内容になっています。
よろしければ、ご一読いただき、
忌憚のない感想をお寄せいただければ幸いです。