超高齢社会の新たな学び舎・スマート・エイジング・カレッジ 予定

2011年11月21日 東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センター

平成244月開講予定のスマート・エイジング・カレッジのカリキュラムが公開になりました。私も講師の一人としてお話しさせていただきます。

スマート・エイジング・カレッジは、スマート・エイジングをテーマに高齢者と若手学生・院生・教員が大学キャンパスにおいて学び合う仕組みです。一般の高齢者約100名を受講生として公募し、東北大学教員や若手研究者による、スマート・エイジングに関する1年間のコースを行う予定です。場所は新センタービル1階の国際会議室を使用、月に2回程度の講義を予定しています。

また、講義テーマをもとにした各種ゼミも随時開設予定です。受講生には受講証、修了証を発行する予定です。さらに、受講生は、当センターにおけるスマート・エイジング研究のボランティアとしても活躍いただくとともに、優れた受講生には若手研究者のメンターとしても活躍いただく予定です。

スマート・エイジング・カレッジは、若手学生に対する社会教育と高齢者の能力発揮を組み合わせた超高齢社会における新たな学び舎を目指すとともに、地域社会のさまざまな高齢化に関わる問題に賢く対処できる「スマート・エイジング・コミュニティ」に変えていく触媒としての役割も担います。