2013年1月16日 村田裕之の活動
昨年11月16日発売の「シニアシフトの衝撃」が、発売ちょうど2か月後の本日、重版になることが決定しました。
これも拙著をお買い上げいただいた方、書評などでご紹介いただいた方、お知り合いにご紹介いただいた方など多くの皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございます。
私はこれまでのべ9冊の著書・訳書を出版させていただきましたが、発売後2カ月で重版が決まったのは、これが生まれて初めてです。
出版業界の常識では、通常発売後2、3か月以内に重版がかからないと、その本は重版がかからないと言われています。私の著書は重版がかかる場合、その時期が通常よりもかなり遅いのが特徴です。
特に「親が70歳を過ぎたら読む本」の場合、震災の影響があったものの、発売14か月後に重版がかかり、別の出版社の方から「そんなに遅く重版がかかるのは絵本以外聞いたことがない」と言われたものでした。
しかし、その後「親が70歳を過ぎたら読む本」は、三刷まで増刷され、おかげさまで現在もまだコツコツと売れ続けているようです。
私の仕事はシニアビジネスを中心とした新規事業の企画・事業化ですが、近年は多くの企業において短期的な成果を求める傾向が強くなっており、じっくりと腰を据えて新事業に取り組める場合が少なくなっています。
しかし、シニアの方のニーズには普遍的なものが多いので、シニアビジネスも本腰を入れて数年かけてじっくりと取り組んだ方がうまくいくものが多いのです。
こういう現状を良く知っているので、今回の発売2か月後で重版と言うのは、ちょっと出来過ぎの感があります。これに甘んじず、さらに精進を続けて、よい著書、よい事業企画を生み出していかなければならないと思いを新たにしました。
シニアシフトの衝撃 超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法