村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

「シニアシフト」の記事一覧

国際コンファレンスでの講演で4年半ぶりに香港に行きます

4年半ぶりに香港に行きます。4月17日に香港で開催の国際コンファレンスに講演者として招待を受けたためです。 主催者は香港最大の高齢者住宅デベロッパー、Hong Kong Housing Society (HKHS)。その設立75周年を記念して開催されるものです。HKHSは8年前に地上39階建ての超高層CCRC(写真)を香港で初めて実現した組織です。建設前に何度か日本に来て、日本の高級型高齢者住宅を数多く見学したものです。

成功するシニアビジネスの作り方:開催報告

今回の講座の定員は100名でしたが、定員を大幅に超える161名の参加登録があり、シニアビジネスへの関心が根強いことを感じました。意外だったのは参加年齢層。50代35.2%、60代31.5%、70代以上13%、40代13%で、シニアビジネスがテーマですが当事者であるシニア層の参加が多かったです。受講者の皆さんから多くの感想をいただきました。

超々高齢社会と忘れてはならないこと

2030年までにアフリカと中東諸国を除く、世界の大半の国が「高齢化社会」に突入する。ますます混沌とする世界情勢のなかで、予測できる「確実な構造的変化」は、人口動態のシニアシフトなのだ。にもかかわらず、私たちはこの「確実な構造的変化」が進行していることを忘れがちだ。映画「PLAN75」が示唆したのは「社会の高齢化は止まらないことを忘れるな。思考停止に陥るな」という警鐘だ。

超々高齢社会と世界中で進むシニアシフト

実は2030年までにアフリカと中東諸国を除く、世界の大半の国が「高齢化社会」に突入します。ますます混沌とする世界情勢のなかで、予測できる確実な構造的変化は「人口動態のシニアシフト」なのです。にもかかわらず、私たちはこの「確実な構造的変化」が進行していることを忘れがちです。以前ご紹介した映画「PLAN75」は、「社会の高齢化は止まらない、思考停止に陥るな」という警鐘です。「高齢化社会」に突入する国にはロシアや北朝鮮も含まれています。彼らが戦うべきはウクライナやアメリカではなく、社会の高齢化です。戦争をやっている暇はないのです。

変貌するカスタマーサービス―シニアシフトの衝撃

コールセンター/CRM デモ&コンファレンス2016 in 大阪の初日に基調講演することになりました。私の講演タイトルは「変貌するカスタマーサービス―シニアシフトの衝撃」です。今回の講演では多様なミクロ市場の集合体であるシニア市場をとらえる視点をお伝えし、これまでの10年で市場がどう変化したか、これからの10年で何がどう変わるか、コンタクトセンターにはどんな進化が求められるかについてお話しする予定です。