村田裕之 総合監修 第一エージェンシー編 丸善プラネット
50編のかけがえのない事例に明日の人生が見える!
昨年9月21日より全国7つの主要新聞社の協力のもとで公募した出版プロジェクト「Mr.古希」の大賞と入選作品50編が全て掲載された単行本「Mr.古希-第二の人生の参考書」が丸善プラネットから発売になりました。
掲載された50編の生きたメッセージは、定年後の生活をもっと豊かにしたい方はもちろん、壮年期の方々にも役立つ「第二の人生の参考書」として末永く愛読される充実した内容になっています。
すでにこのブログでお伝えしてきたように、「Mr.古希」プロジェクトに対して全国各地から400通を超える熱意あふれる作品が寄せられました。そのなかから事務局が50作品を選び、さらにそこから大賞を選ぶという作業は大変な難題でした。
「人生、一度は光があたる」
「人生、一度は光があたる」で大賞に選ばれた徳岡義之さんは、ご長男の重度障害、奥さんとの死別、勤務先の二度の倒産など定年退職まで大変辛い人生を過ごされました。
徳岡さんは、子供の頃からご尊父に「人生には一度は光があたる時期が来るから、決して諦めないこと」と言われ続けてきましたが、定年までは全く実感がなかったといいます。けれども、退職後に再婚相手と故郷でゼロから始めたゴマ栽培が軌道に乗り、ついには郷土の特産物になるまでになりました。
徳岡さんの生き方は私の好きな詩人・坂村真民の「念ずれば花ひらく」そのもので、これから第二の人生を歩まれる方の大きな励みになると思いました。
前向きに努力し続ければ、誰でも自分の人生の花を咲かせることができる
一方、入選作品も大賞に負けず劣らずの力作揃いでした。皆さんがそれぞれに悩み、苦しみながら、何とか自分の人生の意味を見出そうと挑戦し、困難を乗り越えようと悪戦苦闘する姿に深く感銘を受けました。
また、男性が人生の岐路で重要な意思決定をする際に、その傍らで支え、励まし、背中を押してくれた妻の存在も印象的でした。男性にとって有意義な後半生のためには妻との良好な関係が不可欠であることを教えてくれます。
定年退職は人生の終着駅ではなく、人生の第二幕の始まりである。そして、いくつになっても、あきらめずに、前向きに努力し続ければ、誰でも自分の人生の花を咲かせることができる。
この50の生きたメッセージは、超高齢社会・日本の「第二の人生の参考書」として末永く愛読されていくことでしょう。
全国7つの主要新聞社の協力のもとで公募し、村田が審査員長を務めた出版プロジェクト「Mr.古希」の大賞と入選作品50編が全て掲載された単行本。掲載された50編の生きたメッセージは、定年後の生活をもっと豊かにしたい方はもちろん、壮年期の方々にも役立つ「第二の人生の参考書」として末永く愛読される充実した内容。
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