東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京第2期参加企業募集

スマートシニア・ビジネスレビュー 2015年12月15日 Vol.214

SACTokyo東北大学加齢医学研究所附属スマート・エイジング国際共同研究センターは、2016年4月より開講する東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京(SAC東京)第2期の参加企業を募集します。

SAC東京は、企業の経営者・実務担当者に対して「加齢医学の基礎」から「シニアビジネス」まで最先端の研究開発動向と事業化の知恵を包括的・網羅的に提供し、健康寿命延伸ビジネスを多様な角度から支援する「事業支援カレッジ」です。

2015年4月に開講した第1期は、48社57名の参加を得て運営しています参加企業一覧はこちら

企業にとっての参加メリット

ご参加いただく民間企業にとってのメリットは、(1)健康寿命延伸・スマート・エイジングに関する新たな事業展開へのヒントが得られること、(2)各分野の第一人者である東北大学の精鋭教授陣との産学共同研究機会が得られること、(3)多くの異業種企業との協働機会が得られること、(4)国が創設支援している大学発ベンチャーへの参加機会が得られることです。

ク-ルーフ-トーク風景1-2(1)については、毎月開催の月例会各分野のトップランナーからなる多彩な講師陣から脳機能開発研究、脳の発達研究、運動学研究、免疫機能学、高次脳機能研究といった加齢医学分野に加えて、化粧心理学、コーチング研究、予防医学・疫学部門といった社会応用分野、さらには加齢経済学、シニアビジネスまで、健康寿命延伸ビジネスに必要な最先端の研究開発動向が把握できます。参加者からは「民間企業1社ではなかなか聴けない深くて広範な話が聴ける」との声を多数いただいていますです

参加者の声・事務局レポートはこちら

(2)については、東北大学でもトップクラスの産学連携実績を誇るスマート・エイジング国際共同研究センターがけん引役となり、SAC東京をきっかけとして講師の研究室と参加企業とで新たな商品開発のための共同研究がすでにいくつか始まりつつあります

(3)については、参加企業どうしで個別ミーティングを設定して可能性を探り合う動きが活発に見られます。

第2期の特長

キャンパスツアーNIRS共感す第2期では、月例会テーマを第1期の12コマから、コースⅠ、コースⅡの24コマに倍増します。コースⅠでは「スマート・エイジング概論」「加齢医学の基礎」から「シニアビジネス」まで体系的・網羅的に学べます。コースⅡでは“旬”の研究者により各分野の最先端研究動向が学べます。

また、(4)は第2期からの内容です。一昨年に国が大学発ベンチャーを育成する方針を打ち出した結果、東北大学にも大学が100%出資するベンチャーキャピタル(東北大学ベンチャーパートナーズ)が設立されました。このベンチャーキャピタルが組成するファンド(第1号は92億円)を通じて、東北大学との共同研究企業によるジョイントベンチャーなどへ出資し、新技術の普及を事業支援の形で後押していきます。

東北大学発ベンチャー企業の例

健康寿命延伸に関わるライフサイエンス分野も最重点分野であり、SAC東京活動を通じて新たな事業創出が期待されます。

さらに、コース毎に4半期に一度「フォローアップ・ミーティング」を開催し、講義・質疑の内容を再整理し、内容を深堀するとともに、ビジネスに展開するための意見交換を行う場を設けます。また、随時ご要請により「個別アドバイス」も実施します。

参加申込・お問い合わせ要領

SAC東京2期に参加ご希望・ご関心の企業の方は、次の「SAC東京第2期参加(新規)お問い合わせページ」で必要事項を入力後、送信してください。折り返し、「SAC東京第2期のご案内・参加申込書ダウンロード」の案内メールをお届けします。

SAC東京第2期参加(新規)お問い合わせページ

なお、コースⅠ、コースⅡとも定員57口(57名)です。定員になり次第、募集終了とさせていただきます。

 

東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京

東北大学加齢医学研究所

国立大学法人東北大学