有隣堂ダイヤフェア2013 私が薦めるこの一冊

oya70sai今日の夕方に嬉しい知らせがありました。

 

大手書店有隣堂の「ダイヤフェア2013 私が薦めるこの一冊」に拙著「親が70歳を過ぎたら読む本」が選ばれたという知らせです。しかも、写真のとおり、フェアの中で一番大きく展示されているではないですか!

 

この嬉しい知らせを伝えてくださったのは、この本のカバーデザインを手掛けてくださった新田由起子さん。彼女のブログに有隣堂で展示を見つけた時のことが書かれています(すいません、写真は拝借しました)

 

こういう想定外の扱いをいただけるのは、本当に嬉しいです。なぜなら、これまで重版のたびに、このブログでも書いてきましたが、この本を上梓した2011210日の1か月後に、あの東日本大震災に見舞われ、大変な経験をしたからです。

 

満を持して上梓し、さあ、これからというところで見事に出鼻をくじかれたのです・・・「あしたのジョー」のクロスカウンターのようでした・・・

 

また、書店での展示も新刊にもかかわらず、今回のフェアのような立派な扱いではなく、多くの場合、介護コーナーの棚に展示されていました。

 

お読みいただいた方はご存知の通り、拙著にはもちろん介護のことを書いていますが、書店の介護コーナーにある書籍は、介護の実務やヘルパー資格の教科書などがほとんどなのです。

 

こういうコーナーには、拙著が読んでほしいターゲット読者の40代から50代のビジネスマン、OLがほとんど来ないのです。これを知った時は震災でのダメージに加えて、さらに強烈な一発をくらい、がっくりしたものでした。

 

今回のような立派な扱いを受けた最大の理由は「売れたこと」。4刷りまで増刷されたのは、拙著のなかでも初めてのことです。「売れた」ということは、それだけ多くの読者の方に「買っていただいた」ということ。

 

なので、著者としては買って読んでいただいた多くの読者の皆様に心からお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました!

 

 

親が70歳を過ぎたら読む本