身につく読書:村田裕之著 「シニアシフトの衝撃」

日経MJ 20121221日号

日経MJ_121221_書評_2「不」の解消に有望市場

 

高齢社会から超高齢社会へ突入しつつある日本。ビジネスの世界では 「シニアシフト」が求められ、それは待ったなしの課題だ。イオンなども明確に経営戦略の中でシニアシフトを打ち出し、店舗や商品に反映し始めている。

 

ただ、労働生産人口の減少、高齢者人□の増加は明らかだが、シニアの需要を取り込むことに苦戦している企業は多い。

 

本書は少子高齢化や人口減少という危機をビジネスチャンスに変えるための方策としてシニアシフトのインパクトを説明しつつ、洞察と開拓のための実践的なヒントを示している。

 

シニアビジネスの基本は「不」の解消であると説き「不安・不満・不便」が有望市場の裏返しであると指摘。「非合理の中に商機あり」と強調する。

 

具体的には女性専用フィットネスクラブ「カーブス」の成功例を示している。また「コンビニで、大人用のおむつが当たり前に売られる日がやって来る!」「リカちゃん人形に『おばあちゃん』が登場した理由」「インターネットを駆使するスマートシニアの増加で、市場が激変!」「もはやファミリー向けではなくなったファミリーレストラン」一一など、シニアビジネスの第一人者らしい指摘が実に興味深い。

 

 

「シニアシフトの衝撃」はこちら

 

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