村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

「高齢化」の記事一覧

Ageing Asia Alliance Cocktail

次の世代の可能性を感じたAgeing Asiaイベント

当日は、医療法人社団悠翔会の佐々木淳理事長の呼びかけのもと、全国中から集まった50名以上の皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。今回、今年の何人かのアワード受賞者の発表を聞き、名刺交換での対話を通じて感じたのは、「若い世代の本格的台頭と今後の活躍の可能性」への期待です。過去の受賞者の多くは、シンガポールでのイベント参加がきっかけで、その後の歩みが大きく変わっています。今後も若い世代の皆さんに、自分の事業の意義や目的を見直すきっかけとして、また自分のやっていることや日本の介護の素晴らしさを伝える伝道師として参加してもらえたらよいと思います。

中小企業こそ必要なスマート・エイジング

実は中小企業経営者のピーク年齢は66歳に達しており、まもなく全国で約30万人の経営者が70歳を迎えようとしています。こうした状況を背景に「現役経営者・社員とその家族」が認知症になるケースが増えています。中小企業の場合、経営者・社員とその家族が認知症になると、大企業の場合と比べて会社経営への影響が大きくなります。したがって、中小企業こそ経営者・社員とその家族が認知症になるリスクを減らすことが重要となります。

高齢化が進むアジアと日本の事業者が進むべき道

シンガポールのMarina Bay Sandsで第10回エイジング・アジア革新フォーラム(Ageing Asia Innovation Forum: AAIF)と第7回アジア太平洋高齢者ケア革新アワード(Asia Pacific Eldercare Innovation Awards)の授賞式が開催されます。この8年間で拙著「シニアシフトの衝撃」で予言した通り、シニアシフトの動きがアジアや多くの国々に広がってきたことを強く実感します。一方、あまり変わっていないのは、他国に比べて日本企業の参加が少ないことです。多くの事業者が公的介護保険に収入を依存する事業構造のため、海外進出する必要性を感じないためです。一方、明るい兆しは、若い世代が少しずつチャレンジしつつあることです。今後はさらに若い世代の人たちにも、世界を俯瞰するきっかけとして参加してもらえたらよいと思います。

エイジングとはどういう意味か?

エイジングの本質は「時間とともに対象物の性質が変化すること」です。これを「経年変化」といいます。対象は人に限りません。建築物やプラントなどのモノも対象になります。エイジングの本質的意味はこれ以上でも以下でもありません。このように「エイジング」とは高齢者だけを対象とした言葉ではありません。