高齢者の就業と起業を考えるシンポジウムで基調講演します

2013年2月14日 高齢者活躍支援協議会・シニアセカンドキャリア推進協会

表紙来る214日(木)、東京・港区芝の女性就業支援センターで開催される高齢者の就業と起業を考えるシンポジウム『高活ビズ“ナノコーポ”のすすめ』で基調講演を務めます。

 

講演のタイトルは「ナノコーポ~退職後をいきいきと過ごすための半働半遊のすすめ」

 

ナノコーポ(nanocorpとは、微細を意味するナノと法人のコーポレーションとの造語。その定義は「Convergence of worker and company」。つまり「働く人」と「会社」とが一体化することです。社員が一人でも法人形態をとり、個人事業やボランティアとは一線を画します。

 

旧来型の会社組織ではなく、自分のこれまでのキャリアを活かし、自分のやりたいことを仕事にして、他人に雇われずに、収入を得ながら働き続けるスタイルです。ナノコーポという言葉には、「あくまで自分サイズの事業規模にこだわり、拡大を目指さない」という意味が込められています。

 

また、「半働半遊」とは、私の造語で文字通り「半分働いて、半分遊ぶ」ライフスタイルのことです。

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02/10/2013 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:講演

シニアの就労と医療費との関係

スマートシニア・ビジネスレビュー 2012823Vol.180

りんご農家一昨日午後に3つの打ち合わせをしたのですが、なぜか、偶然3つとも同じ話題が出ました。それはシニアの就労の話です。

 

最近、団塊世代を中心に60代の方から、

私のもとに退職のご挨拶が多く届きます。

 


その際に私は「退職後もできる限り何らかの仕事をして

年金以外の収入を得る方が、いきいきと過ごせますよ」と

アドバイスをしています。

 

これについては、拙著「スマート・エイジングという生き方」

第一部第二章に詳しく述べているのですが、

そこに掲載している興味深いグラフを

アドバイスの一つの根拠にしています。

 

そのグラフとは、「高齢者の有業率」を縦軸に、

「一人当たりの老人医療費」を横軸にして

都道府県別にデータをプロットしたものです。

ここで有業率とは仕事に就いている人の割合です。

 

グラフを見ると、長野県が有業率30%を超えて全国一高く、

一人当たりの老人医療費でも全国一少ないことがわかります。

 

つまり、仕事に就いている高齢者の割合が高い県ほど、

一人当たりの高齢者医療費も少ないのです。

 

長野県の後には、山形県、静岡県、鳥取県と続きます。

これらの4つの県の共通点は何でしょうか?

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5年前とどう違う?団塊世代、退職後の消費行動

2012年7月10日号 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第64回

プリウス5年前とは違う団塊世代の退職後消費行動

 

団塊世代の最年長者が65歳に達する今年2012年は、5年前に起こった団塊ブーム再来の感がある。しかし、注意深く見ると、いくつかの点で5年前とは状況が異なっていることに気が付く。

 

電通が529日に発表した「退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし」にその一端が見られる。電通は7年前の0510月に同様な調査を発表しており、この両者を比較すると団塊世代の退職後の消費行動がこの7年間でどう変わったか、その違いがよくわかる。

 

まず目に付くのは、05年調査で消費行動の上位にあった「パソコンの購入」「車の買い替え・新規購入」「携帯電話の新規加入」が今回の調査では見られなくなったことだ。

 

今回の調査で「パソコンの購入」「携帯電話の新規加入」などのIT消費が見られなくなった理由として、この世代は現役時代にすでにこれらのIT機器を日常ツールとして活用しているために、退職をきっかけに新たに購入する必要性が少ないためと考えられる。

 

一方、「車の買い替え・新規購入」については、需要はあるのだが、購入時期が必ずしも退職時期とは一致しなくなっていることが05年の調査結果との違いだ。

 

実は昨年団塊世代に良く売れたのはトヨタ・プリウスなどのハイブリッド・カーや軽自動車である。これらの共通点は燃費が良いことだ。

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シニア男性攻略にヒント

日経MJ 2012416日号 MARKETING 底流を読む

日経MJ_120416_2編集委員 長田正さんのコラムに村田のコメントが引用されました。

コラムの後半部は、村田の持論である「シニアの消費は年齢ではなく、シニア特有の変化で起こる」ということをを長田さん的な表現で記述されています。以下は、その抜粋です。

 

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シニアの消費行動の特徴を捉えようとして、見込み違いのワナにはまることは珍しくない。例えば「時間消費型のサービスが向いている」という定説。確かに、時間の使い方は自由度が増す。しかし、暇ではない。孫の世話、親の介護、趣味、自己研さん――。現役時代にやりたくてもできなかったり我慢したりしていたネタをいくつも抱えている。それが今のシニア男性だ。

 

しかもシニアになって本当に引退するのか、実はあやしい。就労意欲は簡単には衰えない。

 

就労意欲の質も急速に変化している。シニア消費に詳しい村田裕之・村田アソシエイツ代表は「以前はシニアの就労理由は『生きがい』がほとんどだった。しかし最近は『生活のため』という人が増えてきた」と指摘する。今後はこの傾向に拍車がかかるはず。いずれ「シニア求職者」問題が深刻化するかもしれない。

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シニアの活躍の場を創る起業家たち

スマートシニア・ビジネスレビュー 2003119 Vol.38

いろどりシニアビジネスというと大半の企業は、

経済的にも時間的にも余裕のある年長者に

何かを売ることを考える。

もちろん、そのための工夫を重ねることも大切だが、それだけでは不十分だ。

 

年長者の人たちを、単なるサービスの「使い手」として見なすのではなく、付加価値の高いサービスの「担い手」として見なす。

そのような発想と具体的な活躍の場づくりが求められている。

 

徳島県上勝町という人口2,229人の小さな町に

「株式会社いろどり」という第三セクターがある。

この会社は、地元産の柿の葉やもみじなどを

都市部の料理店向けに販売している。

 

これだけなら、地方によくありがちな

赤字の第三セクターの話に聞こえる。

 

だが、この話の要は、事業に取り組む

生産農家のほとんどが「高齢者」だということだ。

つまり、高齢者がサービスの「担い手」として

活躍している事業なのである。

 

といっても、自治体主導の高齢者福祉ではない。

ちゃんとした収益事業だ。

収益が上がるのには理由がある。

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