スマート・エイジング・カレッジ東京第3期がいよいよ開講!

2017年4月19日 村田裕之の活動

東北大学が主催するスマート・エイジング・カレッジ東京(SAC)第3期が始まりました。先週のコースⅢ・Ⅳに続いて、明日20日にコースⅠ・Ⅱが始まります。第1回の講師は加齢医学研究所所長でスマート・エイジング学際重点研究センター長の川島隆太教授です。

川島教授は脳機能イメージング研究の第一人者で、世界中に脳トレという概念を広めた功労者

コースⅠではスマート・エイジングの考え方と、東北大学における多くの産学連携実績の実情がわかります。さらにテレビやスマホの長時間視聴の脳への弊害についての最新研究動向も知ることができます。昨年度この話は聴いた方は次のようなコメントを残しています。

  • 特に、TV・スマホのお話は、因果関係のある他の要因(勉強時間・睡眠時間減少)というよりは、使用そのものが影響を及ぼすということで、衝撃であった。早速、我が子にフィードバックした!
  • 「単純に新しいツールの活用は良いことと思っていたため、テレビやスマホと脳の活動の関係については素直に驚きだった」

一方、コースⅡでは「頭の回転速度のトレーニング」と「記憶の量のトレーニング」の詳細がわかります。発表後に多くの問い合わせを頂いた3月23日日本経済新聞「読み解き現代消費」の拙稿「キレる高齢者 脳トレで感情抑えて」は、この「記憶の量のトレーニング」についての話です。私を含む中高年の方には必聴でしょう。

また、SAC東京と密接に連携するスマート・エイジング学際重点研究センターの記者会見を次の通り取り上げて頂きました。

認知症予防の研究センター設立へ/NHK総合仙台3月29日
認知症予防へ研究組織新設/日経産業新聞3月29日
認知症研究で新組織/日刊工業新聞3月29日

東北大学 認知症の超早期予防へ 研究センター創立
シルバー産業新聞 4月10日号

認知症予防の確立目指す世界初の研究組織 東北大学
保険毎日新聞 4月10日

異業種企業52社と認知症対策で連携 東北大学
H&F(ヘルスケア&ファイナンス)17年5月号

第3期はこれまで以上にやる気と情熱のある企業の皆様が集結しました。どうぞよろしくお願いいたします。

スマート・エイジング・カレッジ東京第3期