自立支援の重要性を世界に発信して欲しい

ベネッセホールディングス BENESSE REPORT 2011

 ベネッセレポート2011_表紙

ベネッセホールディングスが発行したベネッセグループCSR&サステナビリティ報告書「BENESSE REPORT 2011」に、さる7月に開催した有識者懇談会「ステークホルダーダイアログ」での発言が掲載されました。

 

この懇談会には、有識者として参加した杉並区和田中学校前校長の藤原和博さん、シンクタンクソフィアバンク副代表の藤沢久美さん、私の三人に加えて、ベネッセホールディングスの福島保社長、福原賢一副社長、ほか幹部の皆様が参加しました。

 

かつて拙著「シニアビジネス」を上梓した時、そのプロローグに「団塊市場を見ているだけでは、団塊市場は見えてこない」というタイトルをつけました。特定の年齢層の市場を開拓しようと思うなら、その市場の外側に視野を広げないと当該市場は見えてこないからです。

 

ベネッセグループの特徴は、子供向け教育事業、大人向け教育事業、高齢者向け介護事業といった世代ごとの事業を一つの企業グループで束ねている点です。この特徴が、これからの超高齢社会においてきわめて有利に働くことでしょう。

 

ベネッセレポート2011以下は村田の発言掲載分です。

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自立支援の重要性を世界に発信して欲しい

 

介護も、震災から多くを学びました。弱者保護でなく自立支援をしていた老人ホームでは助かった方が多かったのです。これからは、高齢者が「よく生きる」ための自立支援に、より重点を置かなければなりません。高齢化問題は徐々にグローバル化しています。ベネッセは高齢者介護の先進企業として、この経験で学んだ自立支援の重要性を体現し、世界に発信、世界をリードしていくべきだと考えます。また、ベネッセはまだ事業と事業の垂直統合が弱いと感じています。育児と介護のリソースを活かし、子どもと高齢者の双方がハッピーになる「インタージェネレーショナル」=世代間交流事業に注力して欲しいと思います。

 

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