世代間交流事業で若者向けに「よく生きる」の教育機会をいかに提供するか

ベネッセグループCSR&サステイナビリティ報告書2012

ベネッセレポート2012_表紙_2株式会社ベネッセホールディングスが発行する「ベネッセグループCSR&サステイナビリティ報告書2012」の「ベネッセグループに期待すること」のコーナーに寄稿しました。

 

私はシニアビジネスが最も美しく調和的になるのは、シニアの方と若者とが仕事を通じて関わり合う時であることを私自身の体験から感じています。これは日本だけでなく、海外でもほぼ同じことが言えます。

 

シニアビジネスにかかわる全ての日本企業がこうした姿勢を貫けば、これから高齢化が進む世界中の国から日本は驚異の目で見られるようになることでしょう。

 

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ベネッセレポート2012_2
ベネッセグループに期待すること

世代間交流事業で、若者向けに「よく生きる」の教育機会をいかに提供するか

 

現状、受験のための準備教育を提供する企業はベネッセグループ以外にも数多くあります。しかし、受験を終えた若者が、人としていかに生きるべきかを学べる機会を提供できる企業は、それほど多くありません。

 

それは本来、大学などの高等教育機関の役割なのですが、多くの学生は大学入学後に目標を失い、あるいは目先の就職活動のみにとらわれて、長い人生において自分固有の座標軸をもつことの大切さを忘れがちです。

 

その原因の一つには、人生の若い時期において心の底から魂を揺さぶられるような体験をする機会が減っていることにあるからです。

 

私は高齢者介護の現場は、人間教育の最高の場の一つだと思っています。なぜなら、高齢者の生きる、死ぬに直接かかわりを持ち、人間の命のはかなさや、人間の可能性を実体験することを通じて「よく生きる」ということの本当の意味を考えさせられる機会が多いからです。

 

シニア・介護事業を有するベネッセグループは、高齢者の「よく生きる」を支援するだけでなく、実は若者の「よく生きる」をも支援できる、数少ないユニークな企業体だと思います。

 

村田裕之

 

参考:高齢社会に明るい未来を感じる瞬間

 


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