平場のラウンジに客が集まらない本当の理由とは
スマートシニア・ビジネスレビュー 2016年2月24日 Vol.215
かつて拙著「シニアビジネス 多様性市場で成功する10の鉄則」で「退職者のための第三の場所」の例として、シカゴにあるマザー・カフェ・プラスを取り上げました。
以降、多くの企業が、このマザー・カフェ・プラスを真似して「○○カフェ」や「××サロン」を立ち上げてきましたが、ことごとく失敗しました。
その理由を拙著「シニアシフトの衝撃」に次のように書きました。
”その理由の1つは、カフェを平場のラウンジにしてしまうことにある。平場のラウンジがダメなのは、広いスペースを使う割に、収益源が少ないからだ。そもそも平場のラウンジは人が集いにくい。人は周りに囲いがないところにはなるべくいたくないからだ。電車の席に座る場合も、端の席から順番に埋まっていき、真ん中は最後に埋まる。これと同じだ。”
この文章は、私が実際に多くのシニア向け「○○カフェ」や「××サロン」を観察した経験を踏まえたものでした。ところが、最近脳科学の観点から、なぜ平場のラウンジに客が集まらないのか、その本当の理由がわかってきました。
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シニアビジネス、マザー・カフェ・プラス、脳科学、行動経済学、認知神経科学02/24/2016 | コメント/トラックバック(0)|
共感する脳の解明 スマート・エイジング・セミナーへのご招待のお知らせ
2012年11月15日 村田裕之の活動
来る11月26日13:30より東京・汐留の電通ホールにおいて、下記の通りスマート・エイジング・セミナー「共感する脳の解明」を開催します。
今回は、Eレターをお読みの方向けに、特別にこのセミナーへのご招待のお知らせです。
このセミナーは、東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センター、私が代表理事を務めるエイジング社会研究センター、および電通による共催です。
セミナー第1部では、「スマート・エイジング 認知神経科学から新産業を創生する」と題して、スマート・エイジング国際共同研究センター所長の川島隆太教授が講演します。
第2部では、「共感脳が拓く新しい社会価値と商品開発」と題して、私が講演します。
また、第3部では電通ビジネス・クリエーション局より新たな産学連携プロジェクトのご案内を行います。
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エイジング、スマート・エイジング、ソーシャルメディア、価値、共感、加齢医学研究所、商品、商品開発、大学、家族、家族関係、川島隆太、村田裕之、東北大学、産学連携、絆、脳、認知神経科学、超高齢社会、高齢社会11/15/2012 | コメント/トラックバック(0)|