JOYO ARC 2013年3月号 論説
茨城県に地盤を置く常陽銀行系のシンクタンク、常陽地域研究センターが発行する月刊誌JOYO ARCに「シニアシフト時代のマーケットの捉え方」と題した論説を寄稿しました。
この論説の特徴は、私が拙著「シニアシフトの衝撃」で引用している統計データのうち、総務省統計局による「家計調査報告」を平成23年(2011年)分に変更している点です。
これにより、例えば年齢階級別世帯毎の正味金融資産(貯蓄から負債を引いた数値)は、拙著での数値と若干変わっています。ただし、全体的な傾向は何も変わっていません。
最新データで確認したい方には有用な内容といえましょう。なお、この論説の小項目はつぎのとおりです。
1.シニア市場の捉え方
大きなインパクトを持つシニア層の金融資産
シニア市場の実態
シニア消費は「年齢」ではなく、シニア特有の「変化」で決まる
スマートシニアの増加で、市場の性質が変わる
シニアビジネスの基本は「不」の解消
「高齢者にやさしい」と、高齢者に受け入れられない
狙い目は、旧態依然とした「不」が多い市場
事業機会は、私たちの頭の中にある
3.シニア市場の今後の展望
世界から注目されている日本のシニアビジネス動向
シニアビジネスで、日本は世界のリーダーになれる
シニアビジネスは、「タイムマシン経営」によって規模がグローバルになる
シニアビジネスは、「グローバル・ライフサイクル・ビジネス」になる