2012年3月10日 久留米市 認知症シンポジウム 講演会報告
さる3月10日久留米市市民会館で開催された「久留米市認知症シンポジウム 脳を鍛えて認知症を予防しよう~こわがらないで認知症~」で基調講演をさせていただきました。その時の参加者の皆様からの声が届きました。身に余るコメントを多数いただき、逆に私が励まされる思いがして、さらなる精進をしなければと身の引き締まる思いです。
当日ご参加いただいた皆様、また運営にご尽力いただいた久留米市および久留米市介護福祉サービス事業者協議会のスタッフの皆様に心よりお礼申し上げます。以下に当日のアンケートの抜粋をご紹介させていただきます。
平成23年度久留米市認知症高齢者支援事業 認知症シンポジウム アンケート結果 コメント一覧
村田裕之氏の基調講演はいかがでしたか?
・幅広い知識が得られた。
・わかりやすく参考になった。
・新しい生き方の視点が見えた。
・優しい声でわかりやすかった。まず自分のため、そして高齢者へのアドバイスになった。
・福岡のデータも調べていてほしかった。とても勉強になった。
・介護のヒントが沢山有り興味深かった。
・前向きになれそうな気がした。他人が癒されるとき自分も癒されるということ。
・映像を見せてもらえたのがよかった。
・知らなかったことがいっぱいだった。
・資料がほしかった。
・例を示して具体的だった。レジュメがありがたかった。
・お話とパネルで解りやすく現実感がある。
・脳トレ、書く、音読、やさしい計算。
・残りの人生に希望もなく漠然と過ごしていたが、介護の世話にならず、しっかりと生きていかねば、と思った。
・自分の今後の取り組みの仕方がつかめた。
・高齢者の生き方を教えてもらった。
・生きていく元気が出た。
・7つの秘訣1つでも自分のものにしたい。
・年齢を理由にあきらめない、脳を鍛えれば生きる事も楽しくなる事を知り、他の方たちにも勧めようと思う。
・車社会の世の中で身体を動かしていなかったことに気付いた。
・ユーモアもまじえて講演されたので分かりやすかった。
・テーマの切り口が良かった。
・身近な事と改めて気付く機会に出会った。
・久留米市にもにこにこフィットネスクラブがあればいいなあと思った。
・構成がうまく、飽きさせない。
・元気に年を重ねていけそうな気になった。
・介護者自身が「この利用者はできないだろう」と決め付けないことが、一番大事だということを学んだ。
・ためになる話で感謝。すばらしい話。
・今年米寿を迎えるが、90歳以上100歳の方をみて驚いた。
・学問的に裏付けられていることを、分かりやすく簡単な言葉で話されてよかった。
・脳の働き等、新しく知り得た所が多かった。
・講演を聴く内に自分が笑顔になり、内なるエネルギーが湧いてくるのを感じた。考えるだけではなく行動する事が大切と思った。どれにおいても自分に言われているようで驚いた。
基調講演では何が一番ためになりましたか?
・脳のトレーニングをすること。
・「より良き未来をつくるのは私たち一人ひとり」「嬉しいキャッチボール」は今後仕事をしていく上で考え方の基準に出来るようにしていきたい。
・自分らしく生きるとは、がためになった。
・全部。
・これからの生活、生き方。
・「元気に過ごすために」学習療法、脳の活性化。
・老化を防ぐ具体的な7つのポイント。
・自分自身の健康管理を考えたい。近所の方々にも話してやりたい。
・原因疾患、予防、生活習慣等。
・認知症にならないための日常の生活の仕方。
・前頭前野、脳の動き。
・学習療法「読み書きそろばん」を思い出した。もっと具体的に勉強したい。
・生き生きと過ごしている多くの人たちの映像を見られたのがよかった。自分らしく生きるためには何が必要か、そこから健康につながることがとてもわかりやすかった。
・明確な目標を持って取り組む、好きなことを。ということ。
・他人が癒されるとき自分も癒される。
・難しいことではなく身近なしかも簡単に出来ることを継続すること。但し、自分から進んで。
・運動がいかに体に良いかわかった。
・脳と関節を鍛える必要を感じた。
・好きなことを探して、取り組み、楽しい日々を過ごしたい。
・他人の役にたつということは自分のためになっている、という言葉。
・日頃から考えている事を科学的データに基づき発表してくださったこと。
・他者からも愛され必要とされ、自分自身も愛する事が大切だと学んだ。
・書くことの大切さ。
・ビデオでの実例。
・30代で筋肉が減っていく事を初めて知った。ウォーキングだけでなく筋力トレーニングも頑張りたい。
・子供に合わせて自分が学ぶ。
・先を見ると言う事はどう見つめればよいのか?と考える。見るのではなく作るものなのか、と共感した。
・認知症は事故と同じ、と思っていたが、予防が出来るとわかった。自分らしい目標を探す。
・「その人らしさ」を見出すためには他者との関係性が必要。要介護者を減らす事が自分たちの経済的負担軽減になるなど、努力次第で変わる、というメッセージがよかった。
・年金以下の収入を得ること。
・Anti-aging ⇔ Smart-agingの差が理解できた。
・脳がどのような時、どの部分がどう働いているか今まで思っていた事と違う点。
・人間の潜在能力のすばらしさを確認させてもらった。また、笑顔で過ごす事の大切さも。
・もう少し早い時期にお話をよく聞いて考えながらもっともっと実行してみたかった。(今80代)