高齢化先進国・日本で商品・サービスに磨きをかければ市場は世界に広がる

経済界10月30日号 特集「アクティブシニア」市場を攻略せよ

kezaikai121016

経営者向けの経済誌「経済界」1030日号特集「アクティブシニア」市場を攻略せよ、の総論に私へのインタビュー記事が掲載されました。

 

インタビューでも述べていますが、10年前に比べると本当にいろいろな企業によるシニアビジネスの取り組みが増えたことを感じます。以下はインタビュー記事の内容です。


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日本は人口の3分の1が60歳以上という超高齢化時代を迎えており、日本人の平均寿命は女性8590歳、男性7944歳で世界のトップグループにいる。

 

だが一般的に高齢者といわれる65歳以上でも、これまでと今後では様相を異にすると見られている。終戦直後の1947年~49年に生まれた全国700万人の「団塊世代」が定年を迎え始め、ビジネスシーンにも様々な影響を与えようとしているからだ。

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村田ゼミ「親が70歳を過ぎたら親子で考えるべきこと」を開講

2012107日 スマート・エイジング・カレッジ

sairc11月より私が担当でスマート・エイジング・カレッジ・ゼミナール第一弾「親が70歳を過ぎたら親子で考えるべきこと」をスタートする運びになりました。

 

本ゼミでは、拙著「親が70歳を過ぎたら読む本」(ダイヤモンド社)をテキストに、高齢期の親にかかわるトラブル予防のために親世代、子世代でどのようなことを考え、行動すべきかについて議論します。

 

拙著は、老人ホーム選び、相続トラブル、認知症による生活トラブルなど「高齢期の親に関わる諸問題」のトラブル予防と対処法をテーマ横断的にわかりやすく整理したもの。

もともとは、高齢の親を抱える現役ビジネス・パーソン向けに書いたものですが、高齢の方が読まれても「役に立つ」との評判をいただいております。

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「行動派シニア」集客へ攻め スーパー、旅行業界…新商品続々

産経新聞 20121012日号 くらしナビ

シニアの3大不安孤独への不安も

 

一方、中高年向け事業の企画などを行う「村田アソシエイツ」代表で、東北大学特任教授の村田裕之さんは「シニア世代は健康不安、経済不安、生きがい不安ともいえる孤独不安の3つを抱えている」と指摘する。

 

脳梗塞や脳卒中、認知症などに対する懸念と、膝や腰など運動機能の低下を恐れ、加齢とともに増加する経済力に対する不安などに加え、健康だがすることがない、生きがいを持てないという不安だ。

 

村田さんは「孤独不安は認知症の出発点になるなど3つは互いにリンクする。年齢に関係なく、病気や介護など本人を取り巻く環境で一変する」とし、「心と体の2つの元気を保つことが大切」と訴える。

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学習療法についてアメリカで講演します

LeadingAge Annual Meeting & Exposition

leadingage1021日からアメリカ・コロラド州デンバーで開催されるLeadingAge Annual Meeting & Expositionで講演します。

 

講演タイトルは「Learning Therapy™: A New Intervention for People with Dementia」。日本語に訳せば「学習療法:認知症の方向けの新しい生活介入」です。

 

今回の講演は、アメリカ・オハイオ州クリーブランドですでに学習療法を導入しているEliza Jennings Senior Care Networks社のCEODeb Hillerさん、人材開発部長のMichelle Antonczakさんのお二人との共演です。

 

日本発の非薬物対認知症療法である学習療法は、2011年に初めて日本以外の国・アメリカで実施されました。今回ご一緒するEliza社のDeb Hillerさんとの出会いが、アメリカで学習療法が実施されるきっかけとなりました。その経緯については拙著「スマート・エイジングという生き方」第4章に詳細を述べていますのでご興味のある方はご一読ください。

 

Deb Hillerさんとの出会いから始まった学習療法のアメリカでの展開は、開発者である東北大学の川島教授と公文教育研究会、くもん学習療法センターの多くの皆さんの並々ならぬご尽力により、6か月間のトライアルで素晴らしい科学的データを取得し、さらに母集団を増やしたトライアルが今も継続されています。

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高齢者の潜在力 老人は甦る

日経ビジネス 2012716日号 特集 老人ホーム革命

日経ビジネス120716号_表紙_2日経ビジネスの特集「老人ホーム革命」に私へのインタビューをもとにした記事が掲載されました。記事で触れられているのは、私が以前から提唱している「カレッジリンク型シニア住宅」の内容です。

 

カレッジリンク型シニア住宅については、最新著「スマート・エイジングという生き方」でも触れています。私たちは、この考え方を本年4月からスタートした「スマート・エイジング・カレッジ」の運営に役立てています。

 

また、私の記事のすぐ後に掲載されている特養の絹島荘は、東北大学と公文教育研究会とで開発した学習療法を取り入れ、認知症を患って入所した高齢者でも、認知機能を取り戻し、いまでは施設のスタッフのように活動をされているというところです。

 

実は絹島荘以外でも、学習療法を取りいれている全国の多くの高齢者施設では、こうした高齢者が活躍する事例がどんどん増えています。

 

今回の日経ビジネスの特集は、超高齢社会・日本の行くべき方向を示した大変有用な特集であり、ご一読をお勧めします。

 

以下は、村田インタビュー記事の抜粋です。

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思わず頷いた読者からの感想

ちょっと一息 2012710

smart_ageing_way2新潟県の見附市役所にお勤めの金子英子さんから新著「スマート・エイジングという生き方」の読後の感想をいただきました。

 

読んでいて私自身も思わず頷いた部分がありましたので、ご本人の了承を得て、次に原文をそのままご紹介させていただきます。

 

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最近読んだおすすめの本の紹介です。

 

『年を重ねるのが楽しくなる![スマート・エイジング]という生き方』(扶桑社新書)

 

本書は、脳トレで有名な川島隆太氏と、高齢社会研究とシニアビジネスの先駆者である村田裕之氏の共著です。

 

読んでの感想。

まず全体に、自分や周囲の人の、年を重ねることによる変化を受け止めることが楽になる本だと感じました。

 

エイジングとは変化することであり、一般に言われているアンチエイジングという言葉は、経年変化を否定すること、つまり生きることを否定する意味合いにつながるという、冒頭の記述にまず納得。

 

脳科学の視点と併せて、運動その他の具体的な加齢への対応方法と実践した結果などが書かれており、根拠を示しながらエイジングへの対応方法を考えさせる、素人にもわかりやすい本でした。

 

本書にあるような、認知症を改善する学習療法や介護予防につながる対策についての研究が進んでいると知ることは、自分の老いに対する不安を軽減してくれることにつながります。

 

しかし一方、素朴な疑問として、この高齢化が進んでいる社会の中で、こうした「変化への対応」のための知識、平たく言えば介護予防のための知識が、必ずしも常識となっておらず、実際に対策に取り組む人はさらに少ないという現状とのギャップが、むしろ不思議に感じられます。

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スマート・エイジングという生き方 書評:シルバー産業新聞

2012710日号 シルバー産業新聞

シルバー産業新聞_書評_120710_2アンチエイジングのように加齢現象をネガティブに捉えた考え方ではなく、「エイジングによる経年変化に賢く対処し、個人・社会が知的に成熟する」と捉えるスマート・エイジングの研究と実践が分りやすくまとめられた良書。

 

“スマート”ばやりの昨今であるが、「超高齢社会」で、私たちが健やかで穏やかな生活を続けるために、本書の科学的研究の成果とそれから導かれる実践は、まさに“スマート”・エイジング。

 

そうした生活を人生の晩年まで送るには、「認知」「運動」「栄養」「社会性」の4つの条件が満たされる必要があると結論づけ、「認知」すなわち脳の使い方では、「作動記憶」の重要性を説き、そのトレーニングとして単純な読み書き計算が中心の「学習療法」を推奨する。すでに多くの認知症高齢者を抱える施設等からその画期的成果の報告が集まっているという。

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超高齢時代到来、シニア市場はこれからどうなる?

2012年613 福岡日経懇話会4月例会レポート

日経懇話会会報表紙●誤解が多いシニア市場

 

「2007年問題」というのがありました。皆さん、覚えていらっしゃいますか。ちょうど5年前、団塊世代の一番年長の方が60歳になると、一斉に定年退職されて世の中がひっくり返る、それが「2007年問題」と言われました。ところが、あまり変化がなかった。なぜかというと多くの方がリタイしなかったから退職せずにそのままずっと仕事を続けて今に至っています。ところが5年たって今度は65歳。今度こそ退職だということで、また注目されています。

とはいえ最近の傾向は、皆さんそれでもまだリタイしないで、何らかの形で仕事を続けたいという方が増えています。年配者があまり長く会社に居続けると、若い者の雇用はどうなるんだという話もあるのですが、私はむしろ逆だと思います。力のある方はどんどん仕事を続けて、新しいビジネスを作っていただいて、そして、若い人たちの雇用の受け皿も作ってもらう。そうすれば双方のメリットになます。

シニア市場単に「団塊世代」だけの市場ではありません。もう日本全体の高齢化が進んできて、いろいろなところで目に見えるようになってきた。また日本だけの市場ありません。先週、私はシンガポールにおりました。中国、シンガポール、香港、台湾、タイ、マレーシア、インドあらゆる国・地域からビジネスマンが集まって、高齢化に伴う投資機会、ビジネスはどうなるのか議論して来ました。世の中全体高齢化を何とかビジネスチャンスにしたいという機運が高まってきたのが、今年かと思います。

まずシニア市場がどのような特徴をもつ市場かを整理したうえで、本題の話をしたいと思います。

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老後にいかに知恵を活かすかが大事

2012424日 シンガポール「聯合朝刊」(中国語紙)

 

23042012---Lianhe-Zaobaoさる411日にシンガポールで開催されたAAIF2012におけるインタビュー記事がシンガポールの中国語紙「聯合朝刊」424日号に掲載されました。

 

上海在住の友人に日本語に訳してもらったものを掲載させていただきました。友人に大感謝です。

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オトナ市場を攻略するための5つのキーワード

販売革新5月号 特集 オトナ市場への挑戦

販売革新201205_表紙_2本稿では編集部からのリクエストにより、50代後半から70代を「オトナ」と定義します。高齢化の進行で、オトナ人口は拡大を続けており、2030年には、日本の人口の半分以上が50歳以上になると予測されています。また、団塊世代の最年長者である1947年生まれが今年65歳に到達し、大量の退職者が発生するとの予測が、オトナ市場への期待を大きくしています。

 

多くの商品、サービスの分野で、オトナ市場をターゲットにビジネス拡大に取り組む例が見られる一方、苦戦事例も多く見られます。それはオトナ市場を本当の意味で理解していないことに原因があるのです。

 

1.多様なミクロ市場の集合体

 

新たな「価値の切り口」を提案し、個客を束ねる

「最近の高齢者は昔に比べ元気で金も時間もあり人数も多い」といわれ、オトナを対象にしたビジネスチャンスは多いように見えます。しかし、消費行動は、実は十把ひとからげではありません。例えば、年齢層が高くなると支出が減るのは教育費、被服費、食費、教養娯楽費。逆に増えるのは医療費。一方、変わらないものは住居費や光熱費などです(図表①参照)。

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