村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

年別: 2010年

香港から日本の高齢者政策を見る

香港には日本のような、国による介護保険制度はないので、介護サービスは全額自己負担となる。介護保険制度がない国では、これが当たり前という現実を思い知らされた。確介護保険制度にはいろいろな問題が存在するが、香港のような一部の金持ちしか介護サービスが受けられない地域の現実を知ると、サービス料の1割負担で利用できる日本の介護保険制度は、恵まれている。

屋根の上が家庭菜園になる住宅

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年8月19日 Vol.143 ここ最近、100歳以上の所在不明の高齢者が問題になっています。しかし、日本が世界でも有数の高齢国家であることに変わりはありません。   戦 […]

高齢者になっても働きたい理由

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年7月12日 Vol.142 先週、独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表した「高年齢者の雇用・就業の実態に関する調査」によれば、「65歳以上まで働きたい」という人が、全体の5 […]

勇気ある医師たち

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年6月3日 Vol.141 皆さんは、介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)などの施設に入所する認知症の高齢者の方に多種多量の薬が投与されていることをご存知でしょう […]

映画「サロゲート」が示唆する超高齢社会の一面

サロゲートとは、自宅に居ながら操作できる人間そっくりの代理ロボットのこと。サロゲートはロボットであるため病気をしない。齢をとらないので老いることもなく、いつまでも若々しい外見を保つことができる。サロゲート社会は、病気や老い、人間関係の煩わしさなど人間にとって都合の悪いこと全てを代理ロボットに委ねられる「便利で快適で安全な」社会だ。だが、こうした社会は本当に素晴らしい社会なのだろうか。