スマート・エイジング・スクエア事業の開始

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年6月20日 Vol. 154

SAセンター6月14日に私が特任教授を務める
東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センターで新しい事業「スマート・エイジング・スクエア」がスタートしました。

第一弾として、サーキットトレーニングが認知機能に与える実証研究を、産学連携による共同研究としてカーブスジャパンと行うことになりました。

国立大学において地域住民の皆さんに日々の生活で心身の健康を維持・向上する機会を提供しつつ、住民と直結した研究開発環境を構築する仕組みは、これまでにない初めての試みとなります。

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「技術」を使った「革新」のあるべき姿

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年6月6日 Vol. 153

kaigorobot「技術(technology)」は、しばしば商品やサービスの
「革新(innovation)」のカギとなります。

しかし、高度な「技術」を用いただけで商品やサービスの
「革新」が必ずしも起こるわけではありません。

例えば、介護ロボットの分野にその典型が見られます。

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どうすれば有望なシニア市場を見つけ出せるのか?

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年5月23日 Vol. 152

sijocyousa企業の皆さんからよく受ける相談の一つに、
「シニア市場に進出したいがどこに有望な市場があるのか わからない。ついては、あらゆる市場分野を
網羅的に調査して有望な市場を見つけ出したい」
というのがあります。

私はこのような相談を受けた場合、
「そうした調査はやりたければやってもよいが、
たいてい時間とカネの無駄になるのでやめた方がよい」
とアドバイスします。

なぜ、やめた方がよいのか。

その理由は、こうした網羅的な市場調査の結果、
その企業の商品が売れるようになったという例を
ほとんど聞いたことがないからです。

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「想定外」を想定する力

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年4月28日 Vol.151

minami-sanriku3月11日の大地震以降、何度も耳にした言葉に
「想定外」という言葉があります。

「想定外の地震だった」「津波の規模が想定外だった」「原発の自家発電が動かなかったのは、想定外だった」などの表現です。

「想定内」の出来事であれば対応できるのは当然です。しかし、「想定外」の出来事が現実に起こった時に、人間はどんな対応が可能なのか、
どう対応すべきなのかの議論が少ない気がします。

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自分の居場所の放射線の強さが安全かを知る方法

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年3月23日 Vol.150

放射線拡散

先週から東京都内を脱出する外国人が増えています。放射能被害を避けるためというのが理由です。


私の友人の外国人も大使館から指示が出たとのことで
13日には関西に脱出したとの連絡がありました。

 

しかし、文科省がネットで公開している首都圏(1都6県)での

放射線の計測値を見る限り、実は人体に被害を及ぼすような

数値になっていないことがわかります。

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ロコモティブシンドロームと当事者意識

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年2月28日 Vol.149

locomo先日拝聴した東京大学中村耕三教授の話が印象的でした。中村教授は「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」(略してロコモ)という概念の提唱者として著名な方です。

ロコモとは骨や関節などの運動器の障害による
要介護の状態や要介護リスクの高い状態のことを言います。

ロコモの人数は現時点で予備軍を含めて4700万人存在し、
60歳過ぎの団塊世代が75歳以上になる頃、
この人数が莫大な数になると教授は警鐘を鳴らしています。

私が特に印象に残ったのは、次のくだりでした。

「60代の人に介護と言っても俺には関係ない』と言われるが、
『あなた、足腰が弱っているでしょう』と言えば、
『そうなんです』とうなづく」

このくだりは、私たちの行動の習性を
よく表していると思いました。

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「親が70歳を過ぎたら読む本」上梓に際して

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年2月10日 Vol.148

2月12日に久しぶりに新著を上梓することになりました。

タイトルは「親が70歳を過ぎたら読む本」。
「相続・認知症・老人ホーム・・・について知っておきたいこと」
というサブタイトルがついています。

今回はこの場をお借りして、なぜ、私がこの本を書こうと思ったのかをお話します。

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スマートシニアのもう一つの意味

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年1月24日 Vol.147

Ask Grandma Anything

私は今から11年以上前にスマートシニアというコンセプトを提唱しました。

当時のスマートシニアの定義は、「ネットを縦横に活用して情報収集し、 積極的な消費行動をとる先進的なシニア」というものでした。

スマートシニアの増加で、多くの市場が変わったことをこれまで本レビュー、拙著や講演等で何度もお話してきました。

しかし、ネットの進化は、11年前の予想を超えた本人の知恵を「賢く社会に貢献するシニア」という新たなスマートシニア像を生み出しつつあります。

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香港から日本の高齢者政策を見る

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年11月30日 Vol.146

hk先日講演に招かれて初めて香港に出張しました。

香港の高齢化率は2010年現在で13%。
高齢化率世界一の日本の23%に比べれば、
まだまだ若い地域に見えます。

しかし、香港の高齢化率は、20年後の2030年までに 現在の日本並みになると予測されており、 今のうちに準備が必要という危機感があるようです。

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仮想認知症ツアーという擬似体験

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年10月20日 Vol.145

DSC_9024今月初めに米国フロリダ州オーランドで開催された
AARPの年に一度の会員向け大イベント、
AARP Orland@50+に参加しました。

このような団塊世代やシニア向けのイベントは、
日本では2007年頃まで存在しましたが、
最近見かけなくなったので、少し懐かしい感じがしました。

とはいえ、従来よく見られた会員全体で政府に対して
シュプレヒコールを上げるようなシーンは少なくなり、
代わりに会員向けにいろいろな商品・サービスを紹介する
「販売展示会」の色彩が強くなっていました。

そのなかで目にとまったものの一つが、
Virtual Dementia Tour(仮想認知症ツアー)。
認知症でない健康な人が認知症になると、
どのような感覚になるのかを擬似体験できるという
仮想現実感(Virtual Reality)によるシミュレーターでした。

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