スマート・エイジングという生き方 書評:シルバー産業新聞

2012710日号 シルバー産業新聞

シルバー産業新聞_書評_120710_2アンチエイジングのように加齢現象をネガティブに捉えた考え方ではなく、「エイジングによる経年変化に賢く対処し、個人・社会が知的に成熟する」と捉えるスマート・エイジングの研究と実践が分りやすくまとめられた良書。

 

“スマート”ばやりの昨今であるが、「超高齢社会」で、私たちが健やかで穏やかな生活を続けるために、本書の科学的研究の成果とそれから導かれる実践は、まさに“スマート”・エイジング。

 

そうした生活を人生の晩年まで送るには、「認知」「運動」「栄養」「社会性」の4つの条件が満たされる必要があると結論づけ、「認知」すなわち脳の使い方では、「作動記憶」の重要性を説き、そのトレーニングとして単純な読み書き計算が中心の「学習療法」を推奨する。すでに多くの認知症高齢者を抱える施設等からその画期的成果の報告が集まっているという。

 

「運動」では、ウォーキングや水泳などの有酸素運動、筋トレをサーキット式で行う30分の「カーブス」などを継続すること。「栄養」では、朝食の必要性とその質を説き、和食が最も優れていることを強調する。

 

「社会性」では、身近にある職場で働くことなど具体的な例をあげて、ヒントを与えてくれる。

 

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