学習療法についてアメリカで講演します

LeadingAge Annual Meeting & Exposition

leadingage1021日からアメリカ・コロラド州デンバーで開催されるLeadingAge Annual Meeting & Expositionで講演します。

 

講演タイトルは「Learning Therapy™: A New Intervention for People with Dementia」。日本語に訳せば「学習療法:認知症の方向けの新しい生活介入」です。

 

今回の講演は、アメリカ・オハイオ州クリーブランドですでに学習療法を導入しているEliza Jennings Senior Care Networks社のCEODeb Hillerさん、人材開発部長のMichelle Antonczakさんのお二人との共演です。

 

日本発の非薬物対認知症療法である学習療法は、2011年に初めて日本以外の国・アメリカで実施されました。今回ご一緒するEliza社のDeb Hillerさんとの出会いが、アメリカで学習療法が実施されるきっかけとなりました。その経緯については拙著「スマート・エイジングという生き方」第4章に詳細を述べていますのでご興味のある方はご一読ください。

 

Deb Hillerさんとの出会いから始まった学習療法のアメリカでの展開は、開発者である東北大学の川島教授と公文教育研究会、くもん学習療法センターの多くの皆さんの並々ならぬご尽力により、6か月間のトライアルで素晴らしい科学的データを取得し、さらに母集団を増やしたトライアルが今も継続されています。

 

LeadingAgeは、以前の名称がAAHSAThe American Association of Homes and Services for the Aging)であり、全米の高齢者向け住宅、高齢者向けサービスを提供する事業者の団体です。したがって、今回の講演の対象者は、実際に高齢者住宅や施設を運営している経営者、実務スタッフが対象となります。

 

日本でもそうでしたし、Eliza社との出会いもそうでしたが、学習療法の実践において何よりも重要なのは、認知症の方とその家族と対峙している高齢者住宅や施設の経営者、スタッフの皆さんの深い理解です。その皆さんによくわかっていただけるような話をするのが今回私に課せられた責任です。

 

学習療法のアメリカでの展開は、私の持論である「日本の高齢者対応策は海外でも受け入れられる」を単なる机上の空論にせず、実際に現実化することを自ら先陣を切って実行した最初の事例です。

 

今回の講演をきっかけに、アメリカにおいて学習療法の今後の本格的普及につながる良い機会となるべく、ひと肌脱ごうと思っています。

 

 

LeadingAge Annual Meeting & Expositionのサイトはこちら

 

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