2012年7月7日 仙台放送
私たち東北大学加齢医学研究所では、超高齢社会における新たな学び舎として4月より「スマート・エイジング・カレッジ」事業をスタートしました。
公募350名のなかから選抜された100名の老若男女が、隔週でスマート・エイジング国際共同研究センターに集い、スマート・エイジングを実践するためのさまざまなテーマについて学びあっています。
毎回、東北大学の豪華講師陣から各分野の最先端の話が聴けるだけでも大変勉強になるのですが、それに加えて受講者からの質問が活発かつレベルが高く、年代を超えた笑いありの楽しく、かつ真摯な学びの場になりつつあります。
私は、新著「スマート・エイジングという生き方」のエピローグに、「さらに、スケジュールの都合などでどうしても最寄りの教室に参加できない人のために、インターネットによる「スマート・エイジング・Eセミナー」やテレビによる「テレビ・スマート・エイジング・カレッジ」などのサービスも考えています」と予告的に書きました。
この予告のうち、ちょっと名前は変わりましたが「テレビで学べるスマート・エイジング教室」がいち早く来る7月7日から仙台放送により放映開始の運びになりました。
放送時間帯は、毎週土曜日の朝5時半から6時までの30分。スマート・エイジング・カレッジでの講義内容を中心に、テーマごとに内容を掘り下げ、短時間でそのテーマの勘所が学べるようになっています(そうなるはずです)。
スマート・エイジング・カレッジに参加したかったけれど、残念ながらできなかった方、あるいはカレッジの存在を知らなかったけれど、新著をお読みいただいて興味を持った方は、今度の土曜日から朝早起きして、「テレビで学べるスマート・エイジング教室」で有意義な一日を始めてください。早起きが苦手な方は、録画でどうぞ。
まず当面は、仙台放送のみの放映のため、この恩恵に与れるのは仙台放送を見られる地域(宮城県およびその周辺地域)だけです。しかし、「私の地域でもぜひ視聴したい」という方は、ぜひ、私あてにその旨をお知らせください。そうした生の声を仙台放送さんにお伝えしますので。
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