村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

「脳科学」の記事一覧

ストレスマネージャー利用風景

その瞑想アプリ、本当に瞑想できている?

コロナ渦でメンタルヘルスの改善支援市場が拡大。米国では同分野への投資が昨年1兆円を突破し多くの企業がスマホのアプリを使った瞑想の指導やストレス軽減プログラムを提供している。だがこれらのアプリの問題は本当に瞑想状態になっているのかが確認できないこと。東北大学発ベンチャーの㈱NeUが開発した「ストレスマネージャー」は、この問題を解決する製品。瞑想している時の自分の脳の活動状態をタブレット等でモニターできる。

居心地の良さはどう作られる?

高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第9回 脳科学の知見が居心地の良い空間設計に役に立つ 前回、脳科学的な観点から多くのシニア向けカフェが苦戦したのかの理由を述べました。その理由がわかると、逆に居心地の […]

シニア向けカフェ苦戦の理由は?

高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第8回 04年に上梓した拙著「シニアビジネス 多様性市場で成功する10の鉄則」で「退職者のための第三の場所」の例として、シカゴにあるマザー・カフェ・プラスを取り上げま […]

価値が認められれば客はお金を払う

心身が元気になると、医療・介護費が減るだけでなく、消費拡大にもつながる。運動しないで不健康になり、要介護状態になって、大人のオムツなど介護用品にお金を使うより、元気でいて、お洒落をして、旅行に行く方が、個人にとっては、はるかに有意義なお金の使い方ではないだろうか。混合介護が注目される今、介護保険に依存しない事業の本質を理解すべきだ。