村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

「年金」の記事一覧

フジテレビめざまし8に公務員定年延長解説で生出演

「公務員の定年延長」の解説でフジテレビ「めざまし8」に生出演します

3月28日 8:45頃からフジテレビ「めざまし8」に生出演、「公務員の定年延長」について解説します。この制度導入の意味は何か?メリット、デメリットは何か?年金制度との関係はどうなるか?フランスで起きていることとの共通点、相違点についても解説予定です。

時代性の変化はシニアの消費行動にどう影響するか?

「時代性の変化」はシニアの消費行動に大きく影響します。最近では新型コロナウイルス感染症の流行による消費行動の変化が一例です。ここ15年の間に変化が起きたものに定年退職後のライフスタイルがあります。2000年代中頃までは、退職後は仕事をやめてのんびり過ごすライフスタイルが「ハッピーリタイアメント」の理想形でした。最近は退職直後は多少遊ぶものの、退職後も週3日程度は仕事を続ける「半働半遊派」が増加しています。今後は「70歳まで現役」の人が増えるでしょう。すると70歳まで心身ともに健康維持できるための商品・サービス需要の増加が予想されます。

ばらまくなら「現金」ではなく、副収入の「機会」を

仮に5万円給付したとしてもお金をもらった人の半分以上は先行き不透明なこの時世では使わずに「貯金に回す」人が多いでしょう。だから国税を投入しても大した景気刺激策になりません。ばらまくべきなのは「現金」ではなく「機会」です。機会とは、年金受給者の就業機会、副収入を得るためのスキルアップ機会などです。単に個人に5万円ばらまくなら、生活費の一部や旅行代金に消えて終わります。しかし、その5万円がきっかけでIT機器のスキルが上がったり、資格取得につながったりすれば、副収入機会が広がり、消費も増えます。

「健康」と「目標」があれば老後は豊かに

リベラルタイム4月号 特集「富の世襲」への反逆 この特集では恐らく私以外の方は、経済格差に焦点を当てた論考が多いだろう。しかし、私が知る限り、人生の後半生においては、経済格差と人生の豊かさとは必ずしも結びつかない。もちろ […]