村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

「高齢者住宅」の記事一覧

「同郷の親しみ」をインセンティブにする

リタイアメント・コミュニティのような施設は、フロリダやアリゾナなどの温暖で過ごしやすい場所につくるのが通例です。しかし、ウィローバレーは、アメリカ北部の冬の寒い、市街地から遠く離れた田舎に立地しています。にもかかわらず、入居率は健常型も介護型も常にほぼ満室状態。その理由は入居者参加型の独特の営業活動にあります。

日本人プレゼンターがもっと受賞するために何が必要か?

アジア太平洋高齢者ケア革新アワード(6th Asia Pacific Eldercare Innovation Awards)の授賞式が開催され2社が部門最優秀賞を受賞しました。従来、日本企業のプレゼンは、運営している高齢者住宅や介護施設の「内容力」で優っており、これで評価される傾向にありました。つまり、言葉のハンデを内容でカバーできたのです。しかし、これからは日本企業がこのアワードで受賞するには「内容力」だけでなく「英語による適切なプレゼン力」が不可欠となったことを改めて感じました。印象に残ったプレゼンの共通点は(1)相手の立場でわかりやすい説明をしていること、(2)相手にこの商品の優れた点を何としても伝えたいという強い熱意を行動に示していることです。

元気なうちに話を

AERA Mook 人生100年「もしも」に備えるお金と知恵 今週発売のAERA Mook 人生100年「もしも」に備えるお金と知恵に私のコメントが掲載されています。 AERAの主な読者は30代、40代のビジネスパーソン […]

居心地の良さはどう作られる?

高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第9回 脳科学の知見が居心地の良い空間設計に役に立つ 前回、脳科学的な観点から多くのシニア向けカフェが苦戦したのかの理由を述べました。その理由がわかると、逆に居心地の […]

発想転換が不可欠

高齢者住宅新聞 1月17日号 トップあいさつ年頭所感 昨年、一昨年に引き続いて高齢者住宅新聞のトップ挨拶に年頭所感が掲載されました。250字以内という制限がありましたので、要点のみ書きました。以下に全文を掲載します。 * […]