村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

シンクタンク・ソフィアバンク アソシエイツに就任しました

7月1日、ソフィアバンクが新たなスタートを切るのに際して、10名のアソシエイツの一人として参画することになりました。実はこの10名は、32年前の1990年に田坂広志代表らが創業した日本総合研究所で、日本で初めての「インキュベーション・シンクタンク」=「ドゥータンク」の組織である「創発戦略センター」を設立し、数多くの異業種コンソーシアムと新事業を立ち上げてきた同志メンバーです。それぞれに、志を抱いて知的プロフェッショナルの道を歩み、成熟した力量を身につけた仲間が、ふたたび、「ネットワーク・シンクタンク」として結びついたとき、何が生まれてくるのか。

映画「PLAN75」と日本の近未来

この映画は「PLAN75」という架空の制度が導入された近未来社会を描いています。ところが、高齢を理由に職場から解雇される場面や、一人暮らしの高齢女性の友人が孤独死をする場面など、制度以外に描かれているシーンのほとんどが、近未来でなく既に今日現実に起きていることばかりです。これが、この映画が単なる近未来のフィクションのように感じられず、描かれている世界が現実感をもって迫ってくる大きな理由です。よい映画というのは、いろいろな解釈が可能な「複線的なメッセージ性」をもっています。そして、見る人間の立場や見るタイミングによって、豊かな想像を掻き立ててくれる力があります。この映画もそうした力をもつ映画だと思います。

ウィズコロナ時代でもイキイキと元気に過ごす秘訣:参加者の声

NRI顧客セミナーで基調講演、「ウィズコロナ時代でもイキイキと元気に過ごす秘訣~スマート・エイジングで人生100年時代を乗り越える」をテーマにお話ししました。今回の対象は全国のシルバー人材センターの役職員約200 名の皆さんでした。久々に会場の皆さんの前での講演会でした(オンラインでも中継のハイブリッド方式)。会場での講演とは言え、皆さんがマスクをしていて表情が見えにくかったため、どの程度私の話が伝わったのか正直不明でしたが、講演後のアンケートを拝見して前向きなコメントを多数いただいたことが確認でき、ほっとしました(笑)。

元気でいきいきと過ごすための「3つの秘訣」:参加者の声

今回は同セミナー第2回で、元気でいきいきと過ごすための「3つの秘訣」をテーマにお話ししました。対象は有料老人ホームのご入居者さん(70代~90代)とスタッフの皆さん(20代~50代)でした。ご入居者さんは自立の方と要介護の方が混在していました。実はこんな風に高齢のご入居者さんと若いスタッフの方が混在する場合、耳の遠い方も結構いらっしゃるのでお話しするのに工夫が必要となります。にもかかわらず、多くの皆様からアンケートの回答をいただきました。

地域の文化資源をツアー商品に

シニア向け旅行最大手のクラブツーリズムが取り組む自治体と連携して地域の文化資源を観光と組み合わせた「地域文化ツアー」がシニアに好評だ。人気の秘訣は本物の職人芸体験による知的刺激だ。こうした地域文化ツアーは実は外国人受けするため、外国人受け入れが本格的に再開されれば、以前とは違う新たなインバウンド商品として市場拡大の可能性がある。

いくつになっても仕事ができることの重要性

今年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門のスペシャルメンション(次点)に選ばれた早川千絵監督による「PLAN75」で問題提起されたように、超高齢社会では割合の多い高齢者を割合の少ない現役が支えることになり、それが厳しくなるため何らかの方策が必要となります。そのなかでも重要なのは、いくつになっても働く意思がある人には何らかの形で働く機会があることでしょう。この意味においてシルバー人材センターの役割は今後ますます重要になると思います。

「一人暮らし世帯特有」の価値を組み込む

社会の高齢化が進むと一人暮らし世帯が増える。この世帯が求める価値のキーワードは「小型(小口)」「軽量」「健康」「安心」「手軽」「高品質」だ。実は一人暮らし世帯でなくても、「一人で楽しみたい」というニーズもかなり存在する。クラブツーリズムが提供している「ひとり旅」は、そのような「一人で参加して楽しみたい人」向けの「おひとり参加限定」の旅行商品だ。

中高年の方にお勧め!元気でいきいきと過ごすための「3つの秘訣」

6月18日に大和ハウスライフサポート主催の講演会でお話しします。今回の対象は有料老人ホームの自立健常の入居者さん、入居者さんのご家族、そして会社スタッフの皆さんです。今回は秘訣その5 達成すると嬉しい目標を立てる、秘訣その6 リズミカルに活動する、秘訣その7 不眠の原因を取り除く、についてお話しします。コロナ禍で気持ちが沈みがち、うつうつする中高年の方におススメです。
Ageing Asia Alliance Cocktail

次の世代の可能性を感じたAgeing Asiaイベント

当日は、医療法人社団悠翔会の佐々木淳理事長の呼びかけのもと、全国中から集まった50名以上の皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。今回、今年の何人かのアワード受賞者の発表を聞き、名刺交換での対話を通じて感じたのは、「若い世代の本格的台頭と今後の活躍の可能性」への期待です。過去の受賞者の多くは、シンガポールでのイベント参加がきっかけで、その後の歩みが大きく変わっています。今後も若い世代の皆さんに、自分の事業の意義や目的を見直すきっかけとして、また自分のやっていることや日本の介護の素晴らしさを伝える伝道師として参加してもらえたらよいと思います。

コロナ禍で「外出がおっくうになった」を変えるには?

シニア向け旅行最大手のクラブツーリズムによる今年3月の会員向けアンケートで気になったのは「外出がおっくうになった」「出かけるのが面倒に感じる」「何をやるにも面倒くさいが先に立つようになった」といったコメントが非常に多く見られた点です。これらは「意欲」や「やる気」の低下を表しています。原因として考えられるのは第一に「認知機能の低下」、第二に外出しないことが「習慣行動化」したことです。こうした「外出がおっくう・面倒」を切り替える方策を整理しました。